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▲目が合うだけで惚れてしまうほどの男とは一体・・・?!
この心踊る花盛りの女性たちを演じるのは中村さんと上田さん。一方は照れる、一方はときめく、という表情の違いが可愛らしくて個人的にお気に入りのシーンです。
中村さんは以前お話しした通り、今回が記念すべき初舞台。中村さんの色んな表情が見られるとても良い配役となっています。
そして、今回3度目の舞台となる上田さん。銃の腕前を誇る最強の女敵役や、夫を健気に想う母親など、どんなジャンルの役も物にしてしまうとんでもない人で、公演終了後のアンケートでも毎回好評が多く目立ちます。
今回はまたまた攻めた役に抜擢されていて、豪快で派手な女性を演じます。素の彼女はふんわりした優しい雰囲気なだけに尚更ギャップがすごくていつも感心するばかり。上田さんの演技力はまだまだ未知数です。
そんな2人を落とす男前は、お調子者役に定評のある山田。かつてないイケメン属性の役に奮闘しつつも頑張っています。果たして彼女たちを一撃で落とせる男に山田はなれるのか───────? 乞うご期待!
10月になり急に寒くなりましたね。今月からいつもより広い稽古場での練習がはじまり、役者たちは一段と動けるようになりました。しかし誰よりも動くのは、演出の南本さんです。
熱い演技指導でお馴染みの南本さん。稽古中指摘があれば、言葉を発するうちに自然と体も動いています。演じる上では「そのキャラクターらしさ」より「役者本人の持つ持ち味」を出してほしいといつも話していて、作り込んだ芝居より自然に溢れてくる感性を大事にされています。
そしてこの日も吉田の見せ場の大事なシーンで「もっといつもの吉田くんらしく!」と身振り手振りを添えて熱い指摘が飛んでいました。
しかしなんということでしょう────よく見ると後ろで山田がニヤニヤしながら南本さんの動きを真似して遊んでいます。
奥では無言で意味深に頷く門口さん。次回あたりは山田に集中砲火が来るかもしれません・・・。
▲ 寝ている演技の最中は、他の役者の演技や動きが気になってついつい目を開けたくなりますよね。
お久しぶりです、梅澤です。ここ1ヶ月ほど所用であまり満足に稽古に行けておらず、今日久しぶりに1日がっつり練習に参加したら、他の役者陣の演技がかなりパワーアップしており圧倒されてしまいました。
今回は序盤にある賑やかなシーンの練習。なかなか演出・南本さんを納得させられる盛り上がりを出せずにいたところ、南本さんがつまずいて床に置いてあった大量のマドレーヌの入ったパックをひっくり返してしまいました。突然のハプニングにみんな大騒ぎでしたが、床に散らばるマドレーヌを拾いながら「これくらいの盛り上がりが欲しいよね!」と妙に一体感が生まれ、空気が温まった一幕でした。思わぬところに場作りのヒントは転がっているものです。マドレーヌは最後に美味しくいただきました。